ネット社会と言われるようになった今、私たちの生活は随分と便利になりましたね。

なかでも、ネットショッピングやネット予約さらにはネットバンクやネット配信といったサービスは、誰もが一度は利用したことがあるのではないでしょうか?

インターネットを利用したサービスといえば、出会い系サイトもそのひとつ…。

出会い系サイトの場合は、誰もが一度は…とはいきませんが、異性との出会いに恵まれなという人や目的や条件に合った理想のパートナーを見つけたいという人にとって、大変便利なサービスとなっているのは言うまでもありません。

しかし、喜んでばかりはいられないようです。

インターネットが世の中を便利にしているその裏で、実はネットを使った犯罪や詐欺行為が数多く行われていることを忘れてはいけません。

ここでは、ネットを使った代表的な詐欺のひとつであるフィッシング詐欺について書いてみたいと思います。

フィッシング詐欺とは

日常的にインターネットを利用している方には、今さらフィッシング詐欺についての説明は不要かもしれませんが、注意喚起のために改めて確認しておきます。

フィッシング詐欺とは、銀行や金融機関あるいは有名企業を装った偽の電子メールを送信して、偽装されたURLをクリックさせることで偽のサイトへ誘導し、暗証番号やパスワードといった個人情報を盗み取るオンライン詐欺のことです。

誘導される偽のサイトは正規のサイトに酷似しているため、何の疑いもなく要求された個人情報を入力してしまい、最終的に金銭を騙し取られる結果となってしまうのです。

ん?でも、これって出会い系サイトと関係あるの?

そう思われた方もいるかと思いますが、実は直接的な関係はないにしても間接的には関係している可能性が高いのです。

それでは、出会い系サイトのどういったところがフィッシング詐欺と関係しているのでしょうか?

アドレス収集のためのダミーサイトの存在

出会い系サイトとフィッシング詐欺の関係…それはメールアドレスの拡散にあります。

どういう事かと言いますと、フィッシング詐欺は始めに銀行や金融機関あるいは有名企業を装って偽の電子メールを送信してきます。

つまり、自分のメールアドレスがフィッシング詐欺を行う者に知られていると言うことです。

では、誰がフィッシング詐欺を行う者にメールアドレスを教えたか…と言うことになりますが、そこで浮上してくるのがメールアドレスを登録した出会い系サイトと言うことになるのです。

もちろん、ここで登場する出会い系サイトは正規のサイトではなく、出会い系サイトを装ってアドレスの収集を行っているダミーサイトになります。

つまり、正規の出会い系サイトと思って登録したサイトがアドレス収集のためのダミーサイトだったとしたら、登録したメールアドレスがたちまち拡散してしまい、フィッシング詐欺に利用されてしまう可能性があるのです。

もちろん、メールアドレスの収集は偽の出会い系サイトだけに限ったことではありませんが、出会い系サイトを利用する際も注意が必要であることは間違いありません。

フィッシング詐欺の実態

それでは、せっかくですから私の元に届いたフィッシング詐欺と思われるメールを紹介しておきましょう。

(画像は一部修正してあります)

フィッシング詐欺の実態01

 
まずは、このようなメールが送られてきます。

上段のメールの差出人はレンタルサーバーの会社で、件名が「電子メールのセキュリティ」となっています。

下段のメールの差出人は大手のショッピングサイトで、件名は「【重要】(ショッピングサイト名)あなたのアカウントは異常行為で制限されています」となっています。

それぞれのメールを開いてみると以下のような内容が表示されます。

フィッシング詐欺の実態02

 
こちらは、レンタルサーバーの会社が差出人となっているメールの内容になります。

<どこでもメール>と書かれた部分に怪しげなリンクが張られていますね。

このようなリンクの先に個人情報を盗み取る仕掛けがありますので、決してリンク先にアクセスしないようにしましょう。

ちなみに、わたしはこちらのレンタルサーバーは使用していません。

つまり、こちらのフィッシング詐欺は不特定多数を対象にしているものと思われます。

フィッシング詐欺の実態03

 
こちらは、大手ショッピングサイトが差出人となっているメールの内容です。

こちらには、「異常を確認し、解除する」と書かれたリンクボタンが設置されていますね。

私は、こちらのショッピングサイトでよく買い物をしますし、こちらの会社のネットバンクやクレジットカードを利用していますが、これまでにこのようなお粗末な内容のメールを見たことがありません。

フィッシング詐欺の対策

フィッシング詐欺の対策としては、まずは金融機関では口座番号や暗証番号を電子メールで問い合わせたりはしないということを認識しておくことです。

また、金融機関以外でも警察を含め各都道府県あるいは市町村の役場などからも電子メールで口座番号や暗証番号を問い合わせたりはしませんので頭に入れておきましょう。

そして、パソコンやスマホを使って金融機関にアクセスする際は、電子メールに張られているリンクボタンやURLをクリックするのではなく、正規のURLを直接入力してアクセスするようにしましょう。

また、出会い系サイトを含め自分のメールアドレスを登録しなければいけないサービスを利用する場合は、そのサイトが正規のサイトであることを確認した上で登録するようにしましょう。

可能であれば、いざというときにすぐに破棄できるフリーメールアドレスの利用をおすすめします。